3つの質問だけであなたの天職は見つけられる

誰も教えてくれない天職の探し方

 あなたにとって天職とはどんな仕事でしょうか?天職に就いている自分を想像できますか?
 なぜ人は天職を探したがるのでしょうか。それは私たち人間は感情的に幸福を感じることを求める生き物だからです。つまり、天職とはその仕事に就くと幸福度が上がるものでなければなりません。
 では、天職における幸福度とはどのようなものか。それは3つの要素で成り立っています。
①内発的動機付けが湧き上がるもの
②自己決定要因つまり裁量権があるもの
③自分にとって意義があるもの
この3つの要素によって成り立っています。
 ①の内発的動機付けとは、『自分からチャレンジしたいと思い行動する』、『これが好きだからやってみたい』と思えるかどうかです。この逆に外発的要因があります。これは『納期に間に合わせるためにケツカッチンでやらねば』、『上司に怒られるからちゃんとやならいと』といったようなやらなきゃいけないから、がんばるというものです。外発的要因で働いている方って本当に多いですよね。私もそうでしたし…( ´艸`) 外発的要因は心を蝕むものです。幸福とは真逆の存在です。
 ②裁量権についても、自分の自己決定ですすめていける仕事かどうかです。他者に主導権を握られながら、自分は何も決められない環境下で働くのってつまらなくないですか?私はかなりつまらなかったです。専門商社時代、年間売上額が10億の案件を担当していました。しかし、案件が大きいだけにグループ会社、親会社が横から入ってきて、勝手に顧客と話を進められてしまう…私が見つけてきた案件なのに…一方で年間10万円ぐらいの案件は誰も興味がなく、私の裁量で案件を進めることができました。10億と10万円の大きな差でしたが、断然10万円の案件の方がやってて楽しかったです。
 さらに自分で決められる観点で言うと働き方も含まれるんですよね。働き方も自分で決められるフレキシブルな制度も天職において大切な要素になります。
 ③自分にとって意義のある仕事がどうかです。言い換えると、あなたたの価値観に見合った仕事かどうかです。私は専門商社の営業時代、その会社は歴史ある会社で東証一部上場の大手企業でした。私はグループ会社でしたが…言うまでもなく官僚的で窮屈でした。上司の考えや好き嫌いで評価決まるような社風です。典型的な超日本系企業です。それがどうしても自分には合わなかったのです、、、十人十色、100人いれば100通りの人生がありそれぞれのストーリーがあります。個性や強みにフォーカスし、人を活かすことに意義を感じる私にとって苦痛でしかありませんでした。

 では、あなたにとっての天職をどうやって探すのかをお伝えします。めちゃめちゃ簡単です。
次の3つの質問に答えればいいだけ!

天職の見つけ方①:どんな服装で働きたいですか?

 一見、一風変わった質問ですが、超本質的な質問です。なぜなら服装はその人の価値観をダイレクトに反映させます。もっと言うとどんな人と、どんな価値観を共有して働きたいかも掘り下げてくれる魔法の質問です。そして、潜在意識に眠るあたがどんな人でありたいかも浮彫にさせてくれるのです。
 例えば、スティーブ・ジョブズの服装どんな服装だったでしょうか。彼は毎日同じ服装でした。黒のタートルネックにブルージーンズ、そしてトレーナーというスタイルです。シンプルで毎日服を選ばなくていいという効率性もあります。
これって初期に出たiPhoneそのものではありませんか?彼の価値観が形となって表現されています。

 服装はその人の考えを面白いほど表現してくれます。儲かっている自営業や社長は高級スーツを身にまといながら、周りにすごー--いと思われたい自己顕示欲が強いのではないでしょうか。一方でカジュアルで動きやすい服装では自由に働いていきたいという価値観が反映されてるかもしれません。掘り下げれな掘り下げるほどあなたの価値観が明確に言語化されるのです。
 あなたはどんな人でありたいでしょうか?

天職の見つけ方②:今までの人と関わってきた量と質を振返って下さい

 この質問は単に人付き合いが苦手なのか得意なのかを聞いているわけではありません。何をやりたいのか、どんな働き方があなたにフィットしているのかを聞いているのです。この質問で大体3つのタイプに分かれます。
 ①人と関わらず一人で黙々とこなす職人タイプ
 ②人懐っこく可愛がられる華麗な社交的タイプ
 ③狭く深く人と関わるタイプ
これらは決して優劣を決めるものではありません。どのタイプがあなたにとってやりたいことなのか、あなたにフィットした働き方なのかを問いているんです。

①のタイプは、決して営業や接客をやってはいけません。営業成績が出にくいです。本人と雇う方どちらも不幸になります。このタイプは職人、エンジニア、研究職といった分野が向いています。またブログ、ライティング、動画編集など今の代表的な副業にも向いているタイプと言えます。

②のタイプは、『ディズニーランドの接客バイトは楽しかったです!』といったタイプです。私には眩しい人です(笑) いわずもがな営業系、コンサルタント系、人脈形成が活きるタイプですね。
ただし、万能そうに見えて意外にそうでもない。このタイプが無言でもくもくと業務をこなす環境を大の苦手としています。そんな環境下では鬱になる傾向があります。コミュニケーションが無い職場ではその才能が枯れてしまうのです。コミュニケーションが必要な仕事、人と人の調整が必要になる仕事に就くようにしましょう。

③のタイプはまさに私のタイプです!お前の事なんか知らねぇーよと思いました? それはさておき、
このタイプは根暗ではないけど、物静かな方が合っているタイプです。人付き合いが嫌いなわけではないけど、大人数のパーティーやクラブなんかいくとテンションが下がります。人見知りが発動してしまうんです。 1対1のカウセリング、コーチングなどを得意とします。大規模なセミナーではなく、5~10名程の小規模セミナーなどにも向いています。あとは、医療系・福祉関係もこのタイプ方が多いです。
Webデザイナー、アート関係もこのタイプが多いですね。意外かもしれませんが、個人事業主やフリーランスの方も多いです。私も今は個人事業主として活動していますからね。
 何気にこだわりが強く自分が納得いく形で、納得いく仕事がしたいというのがこのタイプの特徴です。

あなたはどのタイプに当てはまりましたか? 人付き合いから自分のやりたいこと、自分に合った仕事を探してみてると自分の天職が見えてきませんか?

天職の見つけ方③:住みたい場所はどこですか?

 意外かもしれませんが、住みたい場所から天職が見えてくるのです。何をやりたいかも大事ですが、あなたに合った働き方も大切なんですよ。そしてそれは住まいもかなり密接に関連されています。
 働きたくない場所で働いていると嫌なことが起きた時、場所のせいにしたりしませんか?私はあります…もちろん住んでいる場所には何の罪もないのですが、感覚的に合わないなと思うと場所のせにしたくなる。会社から遠いとか、交通の便が悪いだとか…これって結構ストレスを感じる要素なんですよね。
 不思議なことに、嫌な場所から離れると、それだけで自然とその嫌な思い出が薄れてくるんです。人間って面白いですね。住む場所を変えるだけ人生を変えられたりできるんですよ。
 あなたはどんなところで働きたいですか?海が見えて波の音が聞こえるような場所で働きたい。緑豊かなところで働きたい。それがモチベーションになることだってあります。そして住んでいる場所もあなたに合った働き方をする為の要因になるんです。
 ただし、会社の事情や家族の事情などがあると思いますので、引っ越しがどうしてもできないこともありますよね。そこは無理にせず、あくまで優先して頂きたいのは最初の2つの質問について深く、深く考えもらうことです。


いかがだったでしょうか?あなたの天職になる仕事探しにおいてヒントになるような情報になりましたでしょうか?
 最後に、一つだけ大切なお話を。天職探しに年齢は関係ありません。いつからでも探して下さい。人生100年時代ですよ?年齢のせいでチャレンジをあきらめて後悔して生きたいですか?今の時代大きなリスクを冒さなくても小さくチャレンジできるツールがたくさん存在しています。副業から小さく始めるのもよし、Youtubeで調べるのもよし、疑似体験できる機会はたくさんあります。
 今のあなたが過去で一番最高のあなたなんですから! 毎日嫌いなものだけ食べて生きていけますか?仕事も一緒です。さっさと天職を見つけて人生を楽しく楽に歩んで下さい。最後までご覧いただきありがとうございました。それではまた!

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