私の大好きな映画の一つ、トム・ハンクス主演の『一期一会』について、書いていきたいと思います。
この映画は愛を基準に生きることの大切さと、自分の感覚・感性を軸に、
人生を選択していくと、素晴らしい結果をもたらしていくことを体現したような映画です。
誰もが一度は観たことのある名作です。
ガンプは幼少期からずっと可愛らしい女の子ジェニーを大切に想い続けます。
フォレスト・ガンプはこの映画の中で、
発達障害や背骨の障害を持って生まれてきます。
ハンデを負って生きなければいけないように思われがちですが、
ガンプは経済的な豊かさや幸せを得ることができています。
あまり忖度を考えず、感性や感覚で生きているからです。
自分の興味・関心を軸に生きてきました。
最初はアメフト、ヴェトナム戦争、卓球、カニ漁のビジネス成功、マラソンと、
これらの分野で輝かしい結果を生み出したきました。
なぜ、障害を持っていたにも関わらず、成功したのか。
簡単です。熱中して続けられたからです。
途中、どんな困難があっても黙々と続けられたからです。
では、なぜ続けられたのか…
自分の感性・感覚・興味・関心に従って人生を選択したからに他なりません。
自分に愚直までに素直に生きてきたからこそ、
取り組んだ全ての事を黙々と継続できたのです。
経済的な豊かさを手に入れました。
そして、最も大切なのがジェニーへの愛や、母親への愛、友人・上司への愛です。
ずっと身近な人を大切にしてきました。
ヴェトナム戦争の時は負傷者を命がけで助けて走り続けました。
カニ漁で稼いだお金も教会や戦死した友人の家族へ送るなど、
忖度なく行動し続けてきたのです。
ガンプは豊かで愛に満ちた人生を送れているように本作では描かれています。
一方で、ガンプが愛してやまなジェニーは、
家庭環境が複雑なところで育ってしまったせいか、
判断軸は恐れや不安といった基準で人生を選択してきたのです。
ガンプとは正反対の人生を歩んできたのです。
お金の為に、ストリップ的なショーパブで働き、
盗み・ドラックに手をつけ、一時時期自殺まで図るところまで自分で自分を追い込んでいました。
愛とは程遠い生活です。
しかし、ガンプと再会するシーンはジェニーが唯一素直になれている時間だなと思います。
ただ、ガンプと一緒にいることで負い目を感じるのか、
再会しては別の道を歩み、あまりいい結果を得られない人生だったのです。
恋愛としては、なんだか儚いストーリーなのですが、
幸せに生きる為の判断軸の違いだけで、これだけ歩む人生を変わってしまうのかと、
思わせる映画です。
あなた自身は自分に素直に生きられていますか?
恐れや不安を軸にジェニーのような人生を歩むか、
愛や自分の感性を信じて生きて行くか、選ぶのはあなたです。
誰もがフォレスト・ガンプのような生き方をしていきたいはずです。
殻に閉じこもっていないで、早く本当の自分を解放しちゃって下さい(〃艸〃)ムフッ
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